Sigsand Manuscript

ウィリアム・ホープ・ホジスンとその周辺

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"I know more about it, perhaps, than any man alive; for I was Baumoff's greatest friend, and when he died, I lost the best comrade a man ever had. I need make no secret about it to you chaps. I was 'on duty' in Berlin, and I was deputed to get in touch with Baumoff. The government had long had an eye on him; he was an Experimental Chemist, you know, and altogether too jolly clever to ignore. But there was no need to worry about him. I got to know him, and we became enormous friends; for I soon found that he would never turn his abilities towards any new war-contrivance; and so, you see, I was able to enjoy my friendship with him, with a comfy conscience ― a thing our chaps are not always able to do in their friendships. Oh, I tell you, it's a mean, sneaking, treacherous sort of business, ours; though it's necessary; just as some odd man, or other, has to be a hangsman. There's a number of unclean jobs to be done to keep the Social Machine running!

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 「私が知っているのは、それだけではない。おそらくは、この世界に生きている誰よりも、そのことについては知っているはずだ。なぜなら私はバウモフの一番の親友であったからだ。彼が死んでしまって、私はかけがえのない仲間を失ってしまった。隠し立ては止めておこう。私は、ベルリンで「働いていた」時、命を受けて、バウモフと接触を持った。政府は、長い間彼に目をつけていたのだ。彼は実験科学者であり、要するに、無視するには有能すぎたわけだ。だが、彼のことを警戒しなければならないような要素は、どこにもなかった。彼と知り合って我々は無二の親友になったが、すぐに私は、彼が決して自分の能力を、いかなる形であれ、戦争に役立てるつもりなどないことを知った。だからこそ私は彼との友情を、腹蔵なく楽しむことが出来たのだ。……我々のような者には、いつでも友情を育むことが許されているわけではないのだ。ああ、私が君に言いたいののは、我々は非情な世界に生きているということだ。だが、それは必要なことでもある。時には誰かを処刑台に送らなければならないこともあるのだ。社会の秩序を保つためには、奇麗事ばかりでは済まされないのだ!
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